へなちょこ俳句マラソン

毎日一句ずつ、へなちょこな俳句をツイートします。刻限は正午。

スローガンは「志は高く、ハードルは低く」いつまで続くかな?

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平成23年
7月25日 272    暁の風涼しきにまどろみて   
7月24日 271   油蝉吾が耳鳴りとまがふまで
7月23日 270   ひとときの涼しき風を味わはむ
7月22日 269   雲往けば照りつ翳りつ夏戻る
7月21日 268   大風(おほかぜ)に熱剥ぎとられ凝る街
7月20日 267   雨風の止み間鳴きをり油蝉
7月19日 266   さんざめく水鉄砲をうち合ひて
7月18日 265   眼閉づれば熱き大気に溶けむとす
7月17日 264   朝の風軽(かろ)く乾きて救はれり
7月16日 263   西陽刺し蝉の声にぞいよよ夏
7月15日 262   石垣の石おのおのの影の濃さ[線路脇土手小景。]
7月14日 261   午睡よりむくり起き出す夏の雲
7月13日 260   身の芯の火照り鎮むる夜風かな
7月12日 259   猛る陽に蔭をつくりて杜凉し[所用で訪ねた三浦半島で、古いお社にお参りしました。]
7月11日 258   なほ熱き夕空還る鳥の影
7月10日 257   懐かしき顔と揺らるる屋形船[高校の同窓会に初参加。]
7月9日 256   多摩の街じつとりの風燃えにけり
7月8日 255   開け放つ窓よりの夜気涼やけく
7月7日 254   雨よ雨今宵の逢瀬叶へかし
7月6日 253   手にノオト半袖乙女集中す[女子学生登校小景。期末試験ですね。夏休みまであと一息。]
7月5日 252   熱き風足の下より噴き上ぐる
7月4日 251   午睡より抜け出て未だ外(と)の暑さ

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